この「試験に絶対出ない温泉レポート」は「殿様稼業」です。…まぁ、家
来も城もない「なんちゃって殿様」ですけどね。年貢収入もありませんし。
そんな「なんちゃって殿様」が「本物の殿様」にあやかることにします。
「島津殿様の湯・湯の滝」
→ (1)の足湯です。
「島津殿様の湯」(足湯)。「道の駅・樋脇(遊湯館)」の敷地内にあります。
入浴料は無料。入浴可能時間帯は24時間らしいです(当然、「遊湯館」は24
時間営業ではありせん)。
泉質は「アルカリ性単純温泉」、源泉温度は48.9℃。「湯の滝」がある湯
壺(1)、「足湯」がある湯壺(2)、「温湯」と書かれている湯壺(?)(3)
があります。無味・無臭・無色で、肌触りは特にクセはありません。
「島津殿様の湯・足湯」
→(2)の足湯です。水深が
深いので、要注意です。
(1)は約半畳、文字通り「湯の滝」があります。当然、「打たせ湯」ではあり
ません。(2)は約1畳で(1)より、泉温は低く、水深は意外と深めです。案
の定、Gパンがビショビショ。想定の範囲外です。認識の甘さだけは「殿様」
並です(「名君」と呼ばれている方々、申し訳ありません)。湯船の底には
「ライオン○クラブ」「10シュウネンキネン」「ヒワキイチヒノ」の文字が見
えます(殿様情報その1)。(3)は…入浴できるほどの水深はありません。た
だ、給湯口には、ミニチュアの水車小屋があります。水車の回転は非常に不安定
です(殿様情報その2)。個人的には(1)の湯壺が「ゆっくり」できるかと思
います。
「島津殿様の湯・温湯」の水車小屋
→ 水車の回転早いです。
なお「遊湯館」では、足湯用のタオルが販売されています(100円)。また、
温泉水の汲み場があり、長蛇の列をなしていました。さすがに、大名行列とまで
はいきませんが。
「島津殿様の湯・足湯」・入湯証明
そもそも「島津殿様の湯」は、島津19代目のお殿様が、「市比野温泉」をい
たくお気に召したらしく、近隣の住民に利用させるように、言われたのが始まり
だそうです。この、「島津殿様の湯」の隣には19代目藩主・光久公が座ったと
される「腰掛石」があります。
あ、オチが思いつかない… やはり「お気楽殿様稼業」だなぁ〜 ワレな
がら…
(入浴日:2006年12月29日)