薩摩川内市、旧樋脇町の旧樋脇駅(今は鉄道公園)そばにあります「鷹の巣冷泉」
です。といっても、「そもそも旧樋脇駅ってどこ?」となるかと思います。そのあ
たりは近くの「鉄ちゃん」に確認をしてください。場所は旧樋脇町中心部(市役所
支所)近くを通る県道333号線(川内祁答院線)から約500m西側に向かうと公園
入口につながる交差点がありますので、その交差点を南に200mほど向かうと鷹の巣
冷泉が見えてきます。
「鷹の巣冷泉」・施設全景
→ 本文中の自動販売機は施設内。
ワタクシの勝手なイメージは「歴史あるこぢんまりとした建物」だったのですが、現
場に着くと、立派でモダンな建物が目の前にあります。入浴料は330円、泉質は…冷
泉(入浴後、調べたところフッ素イオンが濃厚な22〜23℃の水を湧かして使用して
いるようです)。
「鷹の巣冷泉」・内湯
→ 左側が「ぬるめ」の浴槽です。
浴室に向かおうとすると、休憩室の自動販売機前で、おばあさんが右往左往。しばら
くするとワタクシと目が合い、「お金を入れたけど、飲み物が出てこない」と話しかけ
られました。「お金いくら入れたんですか?」と聞くと、「105円」とのお答え。飲
み物の値段は「110円」で5円は返却口に戻っていました。何もしていないけど、
お礼を言われて…恐縮です(梨○さん、ご冥福をお祈り申し上げます)。なお、建
物内には農産物などの販売もしています。
内湯・入湯証明
→ フロム「ぬるめ」の浴槽より。
浴槽は内風呂がひとつ(約2×5m)で、あつめ(41〜42℃)とぬるめ(39〜
40℃)のお湯に仕切られています。お湯については特にクセはありませんが、浴室内
の湿度が高くないせいか、「あつめ」の浴槽でも、ぬるく感じました。「ぬるま湯」好
きのワタクシとしては大歓迎ですが。
「(旧樋脇駅)鉄道公園」より
→ 見えづらいですが、線路の先に
「鷹の巣冷泉」があります。
入浴後、せっかくなので「鉄道公園」にも足を運んでみることにしました。ホームの
先に見える「鷹の巣冷泉」。なんかシュールで…いいです。具体的にどう「良い」
かは文章で説明することはできませんが。シュールですので。
(入浴日:2010年9月18日)