「世界一温泉」。この名前の由来について、ある2つの仮説をたててみました。

 (1)  謎の日本人「世界 一(せかい・はじめ)」氏が発掘もしくは経営している。

 (2)  謎の中国人「世 界一(セ・カイイチ)」氏が発掘もしくは経営している。

 ・・・スイマセン。三十路の想像力なんて所詮こんなものです。

 場所は、鹿児島県樋脇町・市比野温泉の中にあります。市比野温泉については、道の駅

「遊湯館」で情報収集するのがよろしいかと思います。

 





   私も「心ある温泉レポーター」でありたい。








 入浴料は500円、営業時間は10:00〜22:00。泉質は「単純温泉(アルカリ性)」。

 浴槽の種類は、内風呂・水風呂・露天風呂、そして電子風呂。内風呂は2つに仕切られて、上

湯・下
湯のように、温度差があります。ほんのり硫黄の臭いと味がします。泉温はやや高めです

が、温泉成分表では、56.8℃と記載されています。なお、泉源地の住所が「世界一温泉」と

離れているような感じです。水で薄めている可能性もあります。

 露天風呂も、内風呂と同様に3つに区切られていて、うち1つは打たせ湯が設置しています。

そして、電子風呂。この電子風呂は、他の温泉に見られる「低周波風呂」のようにビリビリ来る

ものではなく、電子水を風呂に使用したものです。
ステンレス製の湯船に、中心から金属コー

ドが垂れ下がっています。
お湯はぬるめ、お湯の質は・・・よく分かりません。







        電子風呂(電気コードが・・・)








 お湯は循環式ではなく、かけ流し式ですので、お湯の質は良いです。

なお、温泉の周りには石像がたくさんあります。リリン・モンロー(?)も受付前で待って

いました。
パンフレットを見る限りでは、造園業者の社長さんがこの「世界一温泉」のオーナーっ

ぽいです。

 ちなみに「世界一」の由来は、受付の方によると、「電子水を風呂に使ったのが世界で初めて

だったので、それにあやかって名前をつけた」
とのこと。
「それは『世界一』ではなく、『世

界初』なのでは?」
というツッコミを心の中でして(口に出して言うほどお子ちゃまではない)

温泉を後にしたのでありまし
た。最後にカレンダーをいただきました。ありがとうございました。

                            (入浴日:2003年12月15日)