鹿児島県菱刈町。温泉がある「湯之尾」地区に向かいます。その「湯之尾」バス停そばを
通過します。…? 今、「公衆浴場」と書かれた看板があったような…? 引き返してみる
とやはりありました。
「(菱刈)町営公衆浴場」、入浴料は150円、営業時間は夏季(5〜10月)が午前7
時〜午後8時、冬季は午後7時までです。休業日は毎月1日と15日。ちなみに受付は無
人で、料金箱に料金を入れ、「カウンター調査表」に○をつけるシステム(?)にな
っています。「町営公衆浴場」でなおかつ「無人」ですが、脱衣所・浴室とも清潔でした。
思いのほか(すんげー失礼)。
浴槽は約2×1.5m。いざ、入湯!…熱いじゃん!
なんで誰も教えてくれんのだ? それは、ここが「無人」だから。答えは簡単です。
ちなみに温泉成分表では源泉64℃、泉質は「炭酸水素塩泉」となっています。
公衆浴場・料金箱口
吐水口は2つあり、源泉から直接引いていると思われる高温の吐水口と、やや低温の吐
水口です。いずれの吐水も湧出量は文字通り「ちょちょろ」程度です。お湯の味は熱くて
よく分かりませんが、ほんのり「炭酸」の味がするような気がします。ちなみに「飲用
不可」。よい子よい大人は真似しないでください。
公衆浴場・内風呂
湯船はお湯で黄土色に変色しています。熱湯と格闘することしばらく。ようやく熱さ
にも慣れ、肩まで浸かることが出来ました。なかなかのお湯です。長湯は出来ませんが。
なお、「かけ湯」が「細長い浴槽」の形をしていますが、こちらはややぬるめ。私はこち
らに入浴したかった…(当然「かけ湯」ですので入浴不可です)ちなみに、回数券が
販売されているようです(どこで販売しているかは不明)。料金は11枚綴りでで大
人1,501円、小人504円(税込)。この「税」が「消費税」か「入湯税」かは
不明ですが、すごく興味があります。回数券の「税抜料金」。
回数券の摩訶不思議料金表
(入浴日:2003年8月27日)