今回は霧島市(旧:隼人町)の日当山温泉にある「ホテル洗心閣」です。最
近、心を洗うことも、心を洗おうとする意志も見当たらないワタクシにとっ
ては、胸の奥が少しだけチクリとする施設名ですが、そんなことは気にせず
(それがいけないのでは?)、ひとまず入浴することに「専心」します。な
かなか、うまく整わないものですね…
「ホテル洗心閣」付近の西郷どん
→ これが一番の目印。
場所は、国道223号線沿い木乃房交差点近くにあります。施設の対面には、
「2.5頭身の西郷さん」があります。入浴料は450円。日帰入浴の営業時
間は、11:00〜20:00です。泉質は「ナトリウム−塩化物泉」、泉温は
46.9℃です。かけ流し式で、加温・加水はしていません。浴槽は内風呂がひ
とつ(約4×2m)あります。お湯は味を含めて特にクセはない…と感じたので
すが、温泉成分表には「無色透明、無臭、塩味」と書いてあります。塩味…?こ
れまでのレポートでも幾度か触れていますが、ワタクシの舌は全く信用しな
いでください。これも「心を洗っていない」せいなのでしょうか?
「ホテル洗心閣」・正面玄関
→ 特に気の利いたコメントはなし。
浴槽からは「庭園」を拝むことができます。しかし、訪問時は「すだれ」
(?)が下がっていたため、「御格子上げさせて御簾を高く上げたれば 笑
はせたまふ」(by清○納言)。ただし、「すだれ」が思いのほか重かったの
で、思わず苦笑しただけなのですが。ちなみに訪問日当日は雪は降っておらず、
香炉峰もありません。
「ホテル洗心閣」・内風呂
→ こちらも特に気の利いたコ
メントはなし。
庭園内には「西郷どんの一ツ葉」とかかれた樹木(いぬまき)があります(別
宅にあった樹木を移植)。西郷さ んは日当山温泉を訪問した際に、この樹木に馬
をつないでいたようです。なぜか、わたくしのワープロソフト、「西郷どん」
が「最後うどん」に変換されてしまいます。
内風呂から眺めた庭園
→ 左手で「すだれ」を持ちな
がらの撮影。「西郷どんの
一ツ葉」は右端。
…ワタクシ自身、洗心されるまで、まだまだ道のりは遠いようです。
(入浴日:2011年3月20日)