「養老の滝温泉」。肝属郡吾平町の苫野川沿いにあります。県道68号線(鹿屋吾平佐多

線)沿いにあります。泉質は「含炭酸土類重曹泉」、営業時間は10:00〜21:00、

入浴料は330円。川沿いのノボリには「流しそうめん」の文字が。確かに「流しそうめ

ん」が似合うシチュエーション
ではあります。建物は受付棟(?)と温泉棟(??)に分

かれています。いずれも老朽・・・もとい歴史を感じさせる雰囲気を醸し出しています。

 受付等で料金を払ってから浴室へ。脱衣所は気のせいか、ほこりっぽく、ノドがイガ

イガします。
気のせいだな、多分。設置しているベンチは「家具の○○ 高山駅隣 TE

○○○」と書かれています。まさか、「飛騨高山」じゃないよね? 市内局番も3桁

だし。





       「養老の滝温泉」の温泉棟(?)






 浴槽は内風呂と水風呂。内風呂は2〜3畳ほどの広さです。泉質が上記の通りですので

色は黄土色で、若干鉄分の臭いがします。ただ実際入浴すると肌触りなどに関しては特に

クセはありません。泉温は16℃ですので沸かしています。なお、「溜め湯」ですので、

温度調節はセルフサービスです。水風呂は一般家庭にあるふつーの浴槽です。広さは

者自宅の浴槽の広さと同じくらいです
(誰がこの広さを分かってくれるんだか(嘆))

 時間帯として、一番風呂に近かったので、快適に入浴できましたが、なにせ「溜め湯」

ですので、入浴する時間帯によっては、自力で「オーバーフロー」する必要があるか

もしれません





   「養老の滝温泉」内風呂(年季入り)






 ところで、この「養老の滝温泉」には、「大うなぎ」がいます。水槽の蓋越しに写真を

撮影しようとすると、ご主人が蓋を開けていただきました(ありがとうございました)。

 ・・・これウナギ? 
ナマズじゃないの? というサイズです。ご主人によると「オレ

が来た時(7年前)には、もう、3.5sあったからねぇ。今は18kgあるよ」とのこ

と。18kgっていったら、
え〜と・・・「1kgの18倍」ですよ!奥さん!(いい

例えが思いつかなかった)

 ※ちなみに本文中に出てきた「高山(こうやま)駅」は、旧国鉄「大隅線」(志布志〜

鹿
屋〜垂水〜国分)の「大隅高山駅」のことのようです。「大隅線」は昭和62年3月に

廃止となっています。(参考文献:「国鉄・JR 鉄道廃線カタログ」(新人物往来社))


                          (入浴日:2004年6月4日)