黒田デー
真夏を思わせる一日。第五試合ということもあり、35度を超す猛暑であった。体力勝負ということで、多数のメンバーを揃えたフェニックス。今日はどうしても勝たなくてはいけない相手のシーガイア。結果は、黒田デーであった。
試合開始から気合いの入っていたフェニックスであるが、さっそく、試合開始わずか五分すぎ、相手ゴール前の混線から、今年絶好調の牧が押し込んで、あっさり先制。幸先の良いスタートとなった。その後も、安定した守備陣、藤山・興梠のダブルボランチが効果的に相手の攻撃陣を封じていた。また、戸田の絶妙なパス回しやウィングバック化した橋谷の切り込みがあり、前半の前半は安定した試合運びであった。しかし、猛暑からくる疲れが出始め、次第に守備にほころびがみられ、16分過ぎにロングパスをバックスとGKの間に通され、同点とされた。しかし、ここから再度、攻勢をかけ、わずかその5分過ぎ、右サイドをドリブル突破した橋谷がゴール前に鋭いセンタリング、これを戸田がヘッドでダイレクトで折り返し、ゴール前に走り込んだ黒田がダイビングヘッド!ふたたび勝ち越し。素晴らしく理想的なビューティゴールであった。良い内容で前半を終了。
後半は、猛暑からの体力消耗戦をカバーするため、GKを含め5名を交代させた。その成果か、後半開始わずか2分!中園のロングパスに反応した黒田が相手バックス2名との競り合いに勝ち、ペナルティエリア前へ。相手GKと交錯しながらもボールは緩く弾みながらゴールマウスに吸い込まれた。2点差!その後、疲れの見え始めた相手は、ゴール前にロングボールを送るようになってきたが、これがフェニックスの体力を少しずつ削っていき、次第次第に相手のパスが通るようになり、味方ゴール前に押し込まれるようになってきた。その雰囲気を変えるため、新人大井を投入するも相手に傾いた流れを断ち切れず、20分過ぎ、ゴール前に切り込んだ相手を倒し、PKを与えてしまった。これで、また1点差。しかし、しかし、これからが今日のフェニックスの粘り!その5分後、左サイドを駆け上がった三井から、ゴール前に走り込んだ黒田のヘッドにドンピシャのクロスボールが供給され、黒田自身、フェニックスでの2度目のハットトリック!、これで勝利を確証した4点目をゲットした。
これで2部残留が見えてきた2勝目。勝ち方も先制し、追いつかれてもまた引き離すという理想的な試合運びで、最後はだめ押し。チームとしても、5人を替えてもチーム力が落ちない層の厚さを示すことができ、チームの雰囲気も高揚してきた。新人大井の力も確認できたし、これで、次の試合も頑張りたいものです。