作品創作の環境について 98
杉伐採作業など終わる。
伐採の様子・杉花粉が随分飛んで作業者が苦しんだ。 伐採後の急斜面
フェンス工事終了すると
「中央森林組合」に依頼していた杉などの伐採作業などがはじまった。
昨年の台風後、防災工事として喫緊ものです。
すくなくとも40年以上の杉が急な斜面に林立して風の影響を受けたのだろう地面が崩れかけていた・・・。
この杉の伐採めぐってこれまで、
3業者が伐採法と見積もりを出してもらったが、
「中央森林組合」による伐採が、安心安全な伐採と確信した。
自治会長を通じ環境保全活動家が紹介した
「特殊高所作業による伐採業者」は、
伐採後の杉材を「計画的自然放置」するという。
急斜面の狭い場所に18立米を超える木材量を、どのように放置するというのだ!
聞こえのいい詭弁を使うが、
どのような環境で伐採・搬出してこそ防災に貢献できるという発想が微塵も感じない。
依頼すれば、
放置した杉材による二次災害を起こしかねず、その責任を負う資本力もない。
「伐採して活用して植える」という循環型サイクルが環境保全活動家なのに推奨できない現実に欺瞞すら感じた。
重機での作業場=伐採の受け場 竹や雑木を刈って明るくなった杉の北側
伐採等作業者は、2~3人で担当するらしいが、
何度も事前下見に来た一人は持病もあり3日の作業中1日しか作業しなかった。
もう一人は、始業時間より遅く来て、就業時間より早く帰る作業実態のない者であった。
結局、重機を操作し現場で安全で効率よい作業工程をデザインできるリーさん(韓国籍)一人だった。
本人は「重機が仕事をしているのです」と謙虚に作業現場を語るが、
重機の操作に繊細で優しさを感じた。
それは訓練されたゾウが伐採木を鼻で優しく移動させる様子を見ているようでもあった。
リーさんの作業態度への信頼から、
彼の提案する雑木の伐採に加え、以後移動することがない重機場所の畑地の耕してまでしていただいた。
ほんとに、ありがたい作業者でした。
ケンは重機で運ばれる木材にオドオド!! コッコも声高に鳴いていた。 伐採した木材
作業後は、東側からの日差しも明るく洗濯ものがよく乾き、植生が変わることでしょう。
作業中は、
大きな木材などが重機で運ばれるたびにケンちゃん(ヤギ)は驚いて、綱をきって逃げるとか、
コッコたちの産卵量が少ない影響もあったが、
この環境を得られた価値に代わるものはなかった。
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp