退官記念講演登山を受講

177 平成21年4月26日(日) 晴 3〜2/2クロ
山名  三方岳(宮崎県椎原村 H1479m)
行程  7:20 MH発−
 9:30 大河内集会場− 9:50 集合発−
10:30 大河内峠登山口〜
12:40 川原=昼食(12℃ h1177m)=13:30 出発〜
15:20 三方岳(H1479m)=休憩=15:40 下山開始〜
16:50 三等三角点〜
17:30 大河内峠登山口
17:40 展望所−
18:20 大河内集会場 解散−
20:20 MH着
食事  おにぎり・カップヌードル・コーヒー・菓子・
温泉  なし
参加者 N(no159)、井上先生、OGT、五十嵐、CJN、F、ほか       15名
□ お誘い・・・
 三方岳は宮崎県椎原村と南郷村の境界にあり、主稜線の西側山腹は九州大学演習林で、南側は樫葉自然環境保全地域に指定された、貴重な原生林をもつ山である。なお、現在、演習林内は調査研究以外の入林は許可されていないので・・・・境界線をたどるコースで登ろう。(緒方優著 宮崎県の山より抜粋)
 その、著者緒方さんより、演習林担当の井上先生が退官されるので退官記念登山に参加しませんかとのお誘いがあったのだが、やっと都合がついたのが2日前、それも同乗をお願いしての参加となった。井上先生も「長崎県の山」の著者の一人でもある。

□ 登山開始・・・
 7:20に同乗し、椎原大河内に向かう、集会場にて先生を待ち合わせ、大河内峠登山口から登山開始。早速、演習林登山とともに記念講演が開始された・・・ 
<講演メモより>
・内藤家の山
・シキミ、臭いあり、線香の材料
・五葉松とアケボノツツジは相性が合う、
・ブナ△のたね、キハダ(黄はだ)、ヤマサクラ、
・コウヤマキ、南限は杉安、アンブレラツリー、高山でやせ尾根に多い
・ミズキ、こけしの材料、互性と対称あり
・シラキ
・26年に大洪水があり山が崩壊した
・ミズメ、サロメチールの臭い、
・ミズナラ(オーク)、炭はカシ、ナラの順
・ブナ、バッドスケール、鹿のディアライン・・・・・
と、テンポ良く講義が進んでいくが、ノートする余裕もなく、頭の中を講義内容が素通りしていく。

鹿の食害のため、下草はほとんど無く、鹿の食べない(毒のある)植物と成長した樹木のみが残っている状態であった。講義が進み、昼食は河原のほとりで、先生の歌と踊りも交えての・・・
 

◇記念講演登山開始

◇樹木のガン?

◇キハダ

◇山肌崩落の再生中

◇倒木後の再生

◇川面

◇枯木の再生中

◇巨木(400年以上?)

◇アケボノとミツバツツジ

□ 山頂・・・ 
 山頂近くではアケボノツツジとミツバツツジが咲き乱れていた。
近くの丸笹山、石房山は見通せたが、遠望は天候が良くなく出来なかった。
山頂から西に三角点(1473.55m)が新設(平成19年8月1日)されていた。
山頂で一休みの後、帰りは一般登山道を下山した。
 帰路途中、紅葉のきれいな展望所に立ち寄り・・・・集会場で解散となった。
井上先生、ご苦労様でした・・・。